【椿】

LUCOの生地を染める工程で使用している椿についてのコバナシをひとつ。


椿(ツバキ科ツバキ属)

花の少ない早春を彩る花として珍重される椿が、これから見ごろを迎えます。

椿の花は頭からポトッと落ちるため、あまり縁起が良くないという印象をお持ちかもしれませんが、
実は強力な魔除けの力をもつ植物としてのいわれがあるのです。

「身代わり不動」
昔は武士の家の鬼門に邪気払いのために植えられていました。

そして、何か危険が迫ったときには主人の身代わりになって椿の花が落ちる、と言われました。

茶道の生け花としても好まれ、初釜のおもてなしには茶室に結び柳と青竹の花入れに活けられた椿を飾ります。

茶花には、あえて蕾や半開の状態の花を飾ることが多いそうです。

また千利休は、茶室の軒下の穴を花器に見立てて、数輪の椿の花をわざと散らしてお客様をもてなしたといいます。

そんな蕾のおもむきや花が散るさまを美しいと感じる心が日本人のワビサビの情緒なのでしょう。
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椿の枝葉を燃やしてできた灰は、昔から草木染めの媒染剤としても活躍してきました。

聖徳太子の定めた冠位十二階制の一番高貴な色だった紫も、椿の灰の媒染と紫根で染められたものでした。

椿灰はアルミや鉄成分を多く含み、紫を染める場合に最も発色が美しいとして用いられてきたのです。


これらは私が染色について勉強している時に知り、椿を用いたいと思った理由でもあります。

あぁ、染色工場もなかなか決まらず途方に暮れていた時の事を思いだしました。
イロンナ事を言われイロンナ事がありイロンナ事を噛み締めてきたなぁ。

初心忘るべからず。
今夜もそんな沢山の思いのつまった生地に包まれて・・
zzz寝よzzz


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by lucoo | 2015-02-11 21:15